2022.10.17

公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金様の寄附金を活用した「岩倉具視幽棲旧宅・対岳文庫における建具修繕」について

・概要

 公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金様には、平成29年度から毎年(日新電機株式会社様からは平成27年度及び28年度についても)、京都市に御寄附をいただいており、令和4年度については、そのうち50万円を用いて、本市が管理する岩倉具視幽棲旧宅・対岳文庫における建具の修繕作業を行いました。

 

・工事期間

 令和4年7月11日~令和4年7月26日

 

・経緯

 岩倉具視幽棲旧宅・対岳文庫の窓部分に設置されている建具は、経年劣化による塗装剥がれが生じており、また、それによりサビが発生していました。これ以上の塗装剥がれの進行は、サビの発生範囲を拡大させ、建具そのものが破損する恐れがあるものと判断できるため、建具を塗りなおすことにしました。

 

・作業工程

 ①建具の鎧戸の塗装・サビの除去作業→②下地のサビ止めの塗布→③乾燥養生→④中塗り→

 ⑤乾燥養生→⑥上塗り→⑦乾燥養生

 

・修繕前と修繕後の建具の状態の変化について

 

 

 

修繕前 

 

経年劣化によって塗装がはがれ、また、サビも発生していました。

 

 

 

 

 

 

 

修繕後 

 

古い塗装やサビを一掃し、サビ止めを塗った後に塗装を施しました。

 

 

 

 

 

 

 

修繕前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修繕後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考)岩倉具視幽棲旧宅・対岳文庫とは

 

 岩倉具視幽棲旧宅は、岩倉具視が洛中を追放されたことから、元治元年(1864)から慶応3年(1867)までの約3年間を過ごした洛北の居宅です。

 

 その中でも、対岳文庫は、岩倉具視の遺品類を収蔵するため、昭和3年(1928)に建設されました。岩倉具視とその家族の資料等を展示しており、国登録有形文化財に登録されています。