京都市内には、市立小学校が165校(小学校159校、小中一貫校6校)あります(平成31年3月現在)。それらの小学校には、地域文化を伝える生活資料として、民具すなわち有形民俗文化財が保管され、地域教育や社会科教育などの場面で活用されていることもあります。
学校収蔵民具の再発見事業実行委員会では、平成29年度から文化庁の文化遺産総合活用推進事業(文化芸術振興費補助金)の助成を受け、地域の貴重な財産である民具が小学校に収蔵されている状況を調査し、それぞれの小学校が様々な形で地域連携を実施され、地域の生活資料を通じて、地域への理解を深め、郷土への愛着を育む取り組みをされているか、パネル展示やウェブサイト(https://gakkomingu.jimdofree.com/)を通じて紹介してきました。
製作しました普及啓発用の冊子を、デジタルデータとしても発信しますので、利活用いただけたら幸いです。